楽器活動の効果

音楽療法では、普段よく目にする楽器から、普段はあまり目にしないようなめずらしい楽器や民族楽器など、様々な楽器を使います。
ここでいう楽器活動は、音楽療法士が提示した演奏の仕方や枠組みで、主に既成曲を用いて、楽器を演奏する活動をいいます。
心の面 | 楽器をならすことで、エネルギーや気分の発散を促す効果や、達成感を味わったり自信や意欲向上につなげたりする効果などもあります。 |
---|---|
身体面 | 楽器活動では、体の動きを伴います。そのため、楽器を演奏しながら身体の機能を向上させたり、体の動きのリハビリとして用いたりもします。また、様々な音、形、触覚の楽器があるため、お子さんの感覚器官を発達させたりする効果もあります。 |
社会面 | 集団での合奏では、他の人と合わせることを意識しながら演奏するので、他者への意識や協調性を高める効果や、順番を待って演奏してもらったりすることで、社会性を高める効果などもあります。 |
認知面 | 音楽に合わせて楽器を演奏することで、楽しみながら注意力や集中力を促したり、枠組みの中で演奏することで認知機能を維持・向上したりする効果もあります。 |
カテゴリ:楽器活動の効果