心の症状がある方&精神科領域の対象者様

●現在、精神科領域では、うつ病・躁うつ病などの気分障害、統合失調症、不安障害、適応障害、睡眠障害などに加え、様々な種類の発達障害(グレーゾーンも含む)、知的障害、パーソナリティー障害、認知症、自律神経の乱れ・更年期障害・過去のトラウマなどによる心身の症状、様々な要因による生きづらさなど、幅広い症状に対応するようになっています。
心の彩りMusicTherapyでは、幅広い症状や年齢層の精神科領域の対象者様、メンタルサポートが必要な方、多様な現場のニーズに対応し、様々な時代・ジャンルの音楽を柔軟に駆使しながら、一つ一つの音楽療法の活動が、お一人お一人の心の症状や生きづらさの緩和につながっていくように働きかけていきます。
●マインドフルネスの考え方を取り入れ、音楽療法の場で“今、ここ”を意識することを促しながら、心の症状の緩和やありのままの自分自身を受容することにつなげていく働きかけやアプローチなども行っていきます。
●集団での音楽療法では、お一人お一人が無理なく、他者との関わりを意識できる体験につなげるプログラムを組み込んでいきます。
●その場にいるだけの受け身での参加の方も快く受けいれる配慮や、様々な刺激に敏感な対象者の方に対し、場面の設定など十分に配慮したりしながら、活動を行っていきます。
【活動別効果の例】
活動の種類 | 効果の例 |
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歌う活動 | ・気分の発散やリフレッシュを促す ・心の浄化作用 ・心身を開放して緊張の緩和を促す ・リクエスト曲の共有で他者意識を促す |
楽器活動 | ・達成感を味わう ・集団で演奏することで他者意識を促す ・一体感を味わう ・コミュニケーションの促進 |
身体活動 | ・心や体のリフレッシュを促す ・集団でのダンスや体操で一体感を味わう |
音楽を聴く | ・心をほぐしリラックスを促す ・自律神経や呼吸を整え心身の症状の緩和を促す ・睡眠の改善 ・マインドフルネスの促しで症状の緩和 ・音楽の嗜好を広げることで心の症状改善をはかる |
即興演奏 | ・非言語的な自己表現を促す ・自己洞察や自己への新たな気づきを促す ・グループでの即興演奏で他者とのコミュニケーションを促進 |
歌作り | ・感情表出を促す ・自己肯定感を高める ・グループ内での歌作りや歌の発表をとおして人前での不安を軽減し自信につなげる |
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